
デザインだけではなく、webデザイナーとしてしっかり仕事をしていきたい。そのために、学習すべきプログラミング言語はどんなものがあるのだろう?
webデザイナーとして学習していく順番は? 難易度はどのくらいになるの?
これから真剣にwebデザイナーとして活躍したい、そのために学習したいという方のために、webデザイナーに必要なプログラミング言語をまとめてみました。
これを参考にして、どんどんお仕事を取れるwebデザイナーになりましょう!
webデザイナーが学ぶべきプログラミング言語には何がある?
HTML(HTML5)
webデザイナーは主にデザインをするもの、と思われがちですが、真剣にwebデザイナーになりたいのであれば、HTMLを使ったコーディングの能力は必須になります。
DTPのような紙のデザインからwebデザインまでやってしまう方ででも、コーディングのスキルがあるとデザインがよりWEB向けになります。
最低限、HTML、特に今はHTML5ができることは必須です。
CSS3
と同時に現在のコーディングのスタンダードになっているのがこのCSS3です。
HTML5の構造的なコーディングに加えて、CSS3での自由なレイアウトやデザインの再現ができるコーディングスキルは必須でしょう。
CSS3から登場したブレイクポイントによってレスポンシブデザインに対応することが可能になっています。レイアウトもflexなど、自由に簡単に難しいデザインを再現できるようになってきています。
Javascript
webデザイナーになるためにやっておいて欲しいのが、Javascriptです。これは発展したJavascriptのライブラリ、jQueryの基礎になります。
一時期「サイトに動きがあるのはあまり好まれない」ということで利用されていなかったJavascriptですが、最近ではパララックスサイトやカルーセルなどの動きをつけるのに頻繁に利用されます。
まずは基本になるJavascriptから学習してください。
JQuery
Javascriptを発展させて、ライブラリという形で簡単にサイトに動きをつけることができるのがjQueryです。
現在では「フロントエンドエンジニア」という職種もよく聞くようになり、コーディングスキルに合わせてjQueryのスキルを持っている人材をそのように呼びます。
jQueryのスキルも、人を引き付けるサイト作りには欠かせません。コーディングの次にはJavascript、そしてjQueryのスキルを身に着けてください。
PHP
PHPには厳密には、「サーバーサイドプログラミング」というサーバーの側で動くサイトの裏側の動きをつけるプログラミング言語になります。
PHPは、サーバーサイドプログラミングというよりも、webデザイナーの仕事の範疇であるワードプレスのカスタマイズやテーマの作成で使うことのほうが多いかもしれません。
ワードプレスというシステムがPHPでできているので、本格的なカスタマイズやテーマの作成にはPHPのベタ打ちの能力も必須です。
SQL
SQLは言語としても使いますが、厳密には「データベースを使えるようになる」ために学習しておいて欲しい言語です。
サーバーとの接続を開いたり、データをデータベースに格納したりするときにこのSQLの文法で指示を出します。
ワードプレスのカスタマイズやテーマの作成ではあまり使うものではないのですが、必要最低限のSQLを知っておくことは大変いいことです。
webデザイナーが特にやっておくべき言語
コーディング
一通り言語を見て見たところで、目的別の学習内容と言語を見ていきましょう。
まずwebデザイナーに必要なスキルがコーディングです。これはHTML5とCSS3になります。
純粋にコーディングだけでも、しっかり丁寧に、そして早くできればそれだけで仕事はあります。
しかし、安定してフリーランスなどで仕事をしたい場合は、あとの2つもやっておくのがいいでしょう。
サイトに動きをつける
サイトに動きをつけるための言語がJavascriptとjQueryです。
これができる人は一般的にフロントエンドエンジニアと呼ばれるくらいに、実は奥が深いのがJavascriptです。
最近ではサーバーサイドプログラミングにも使われるようになっており、jQuery以外にもいろんなライブラリが登場しています。
ここでは「サイトに動きをつける」というご紹介なので、気になったら調べてみてください。
ワードプレステーマを編集する
ワードプレスのカスタマイズやテーマの作成をするために必要になるのが、PHPやSQLのデータベースの知識です。
全く知らなくてもそれなりのものが作れるようになるのがワードプレスというシステムなのですが、お仕事として受注してカスタマイズするようなときにはPHPの知識があったほうがかなりスムーズに進みます。
将来的にワードプレスのお仕事をしたいのであれば、早めにPHPに慣れておくのがいいと思います。
HTMLとCSSだけではだめなの?
しっかり仕事を取りたいなら、ワードプレステーマまでやっておく
これから通勤のアルバイト、あるいは派遣社員になって実績を積みたい、と考えている方は、コーディングのスキルであるHTML5とCSS3をしっかりやって、早めに実務についていくのがいいと思います。
実際の現場では、いろんな仕事を任されます。自然と実力も技術もついていくので、まずはコーディングのスキルを身に着けましょう。
在宅ワークや在宅でフリーランスをやりたい方は、コーディングのスキルのみではお仕事を取るのが難しくなります。
コーディングでも「雲の上の人」はいる
「ならコーディングだけできても結局意味がないじゃない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
どんな仕事でも「雲の上の人」はいます。「たかだかコーディング」と思っていると、とんでもなくすごい人に出会ってからかなりびっくりすることになります。コーディングだけでも、月に7桁稼いでいる方はたくさんいらっしゃいます。
自分のしたい仕事をするために
プログラミング言語の勉強を始める前に、考えてほしいのはまず、「自分がどんな働き方をしたいか」ということです。
自宅でお子さんを見ながらお仕事したいのか、あるいは通勤でガッツリ業界に入ってはたきたいのか、それによって必要なスキルも習得する言語も違ってきます。
大事なのは「自分がどうしたいか」です。プログラミング言語はあくまでそのための「ツール」と考えてください。
自分の望む仕事ができるような勉強をするのがベストです。
webデザイナーがプログラミング言語を学ぶのにいいスクールは?
忙しい女性のためのwebスクール「GeekGirlLabo」
お子さんの世話で忙しい、仕事をしているから忙しい、でもwebデザイナーになるために勉強をしたい、という方には、「GeekGirlLabo」がおすすめです。
女性のライフスタイルの変化に合わせて学習し、仕事が取れるように作られたスクールなので、カリキュラムもしっかり女性向けに作られています。
マイペースでしっかりオンライン学習して、実力をつけていきましょう。
すべての言語を学習できるカリキュラムが充実
「GeekGirlLabo」では、ここで挙げたプログラミング言語のすべてを学習することができます。
webデザイナーやweb業界向け専門のスクールなのでコースの内容も多様で、自分のしたい仕事に向けて効率よく学習することができます。
フリーランスをしたいなら、年齢は関係ありません。しっかり学習して実務経験を積めば、何歳からでも仕事ができるようになります。
実践で学べるVPにはぜひ参加しよう!
「GeekGirlLabo」で特に特徴的なコースが「VP(ヴァーチャルプロジェクト)システム」です。
これは実際に「GeekGirlLabo」で受注した納品レベルの仕事を体験しながら、スキルを伸ばしてポートフォリオをつくれるようになるシステムです。
スクールにいながら実務経験を積むことができるので、マイペースでお仕事レベルのスキルが身につきます。よくあるような、「作品制作」といったカリキュラムとは全く違います。
興味のある方はぜひのぞいてみてください。
小黒泰子
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