「自分にはセンスがないからwebデザイナーにはなれないな…」と考えている方もいらっしゃると思います。
「webデザイナー」という仕事には、まず仕事の「種類」を選ぶことで、「webデザイナー」になることができます。
そしてデザイン業務を行う「webデザイナー」にも、正しい方法で訓練することでデザイン業務を行う「webデザイナー」にもなることができます。
「センスがないから…」を言い訳にしないように、「webデザイナー」になるための秘訣をご紹介します。
webデザイナーには生まれつきのセンスは必要ない?
「創作」と「デザイン」はまったく違うもの
「自分は絵も描けないし、とにかくセンスがなくて…」とwebデザイナーにはなれない、と考えていませんか?
結論から申し上げますと、webデザイナーには「なれます」。
白紙のキャンバスに絵を書くことと、「webデザイン」することは全く違うことです。
正しい訓練をすれば、誰でもそれなりのデザインができるようになります。
「デザインスキル」は訓練で身につく
デザインは「スキル」です。高度なデザインにはセンスも必要かもしれませんが、通常のwebデザイナーがするくらいのランディングページのデザインくらいならば、誰でも訓練でできるようになります。
「webデザイナー」になるためのもっとも有効な訓練が、「クローン」です。
気に入ったデザインをたくさん見つけて、それを自分のソフトで全く同じに再現する。
それを20ページ、30ページとやっているうちに、自然とwebデザインの基礎が身につきます。
webデザイナーにはそのほかの要素もたくさん必要
一概に「webデザイナー」といっても、その仕事は幅広いです。
デザインもそうですし、html、CSSコーディングもwebデザイナーの仕事のうちです。
デザインができなくても、苦手でも、仕事を選べば「webデザイナー」になれます。
要するに、自分の得意分野をやればいいだけの話です。
webデザイナーとはどんな仕事なの?
デザインのみを行う人も「webデザイナー」
もっともわかりやすい「webデザイナー」は、デザイン業務を行う人のことです。
依頼主からヒアリングし、ワイヤーフレームを作り、それをデザインカンプという完成見本に起こします。
必要なのはデザインソフト、特にPhotoshopのスキルが重要になってきます。デザインの学習の前に、Photoshopのスキルを身に着けておくのがいいでしょう。
コーディングのみを行う人も「webデザイナー」
同じ「webデザイナー」でも、html、CSSコーディングのみを行う人も「webデザイナー」と呼ばれます。
今は分業が進んでいるので、そうした人材は特に「コーダー」と呼ばれることもあります。
必要ならば、JavascriptやjQueryなどの機能も追加するスキルが必要になります。
デザインが苦手なら、コーディング能力を伸ばそう
もし「webデザイナー」になりたいけど、どうしてもデザイン業務ができない、という場合は、コーディングメインのwebデザイナーを目指すといいと思います。
コーディングの世界は大変深いです。軽く見られがちなスキルですが、雲の上の人はどこにでもいます。
しっかりコーディングの専門職になれば、アルバイトや派遣などで高時給で働くこともできます。
webデザインするときにおすすめの本はどんなもの?
「ノンデザイナーズデザインブック」
「デザイン業務をするwebデザイナーになるためにおすすめの本は?」というテーマで書いてみます。
まず読むべきは、「ノンデザイナーズデザインブック」です。
この本にははっきりと、「すべてのデザインには理由があり、理論がある」と書いてあります。
そうなのです。webデザイナーのする「デザイン」にも、完全に理論があるのです。
「なるほどデザイン」
目で見てわかりやすいデザインのサンプルの載った本です。すぐに「ああ!なるほど!」とわかるものが多いですね。
まずは「ノンデザイナーズデザインブック」ですぐに使えるデザイン理論を学習してから、この本を読むといろいろ応用が利くのでいいと思います。
すべてのデザインには理論がある!
すべてのデザインには理論があります。なぜこの色なのか、なぜこの配置なのか。
「いいデザイン」とはしっかり理論に裏付けされているものです。ちゃんとすべてを説明できるのがいいデザインです。
それ以上のものを作るにはセンスが必要かもしれませんが、そもそも、センスは「磨く」ことができます。
webデザイナーとセンスの関係はどんなもの?
コーディングメインの仕事ならば、デザインを再現するのが仕事
コーディングメインの「webデザイナー」になるのならば、重要なのは「デザインを再現すること」になります。
完成図であるデザインカンプを見て、「この余白はこちらより広い、色はこの色」という風に全体をレイアウトしなおす能力は必要です。
それがあるから、コーディングメインの「webデザイナー」が「デザイナー」である理由です。
デザイン業務の勉強には「クローン」が一番いい
どうしてもデザイン業務がしたい!という方は、すぐに、自分の好きなデザインのサイトを探しましょう。
そしてPhotoshopをレンタルして、デザインのクローンを作ってください。
これはやればやるほど自分の中に「デザインのストック」ができてくるので、だんだん楽にデザインができるようになります。
これをやっていけば、「デザインは理論だなあ」と分かるはずです。
デザインが完全オリジナルである必要はない
仕事で作るデザインが完全にオリジナルである必要はありません。
通常のデザイン業務でも、「このサイトみたいな雰囲気で」といった要望がクライアントから来るのが普通です。
あとは、自分で「役に立ちそうなデザイン」を20個くらい集めて、あちこちを切り貼りしてデザインすればいいのです。
デザインのハードルは案外低いこともあるのです。
webデザイナーになるのにおすすめのスクールは?
女性のために作られたスクール、「GeekGirlLabo」
これからwebデザイナーになりたい!というかたは、「GeekGirlLabo」でまずは資料を見てみましょう。
「GeekGirlLabo」は女性向けに作られたweb系スキルのオンラインスクールです。
質問し放題、期間無期限なので自分のペースで学習が進められます。在宅でできるので子育て中の方も仕事をしている方も、自分の生活に無理が出ることがありません。
まずは基本のコーディングを5万円で試してみよう
「GeekGirlLabo」では、一番入門になる「HTML入門コース」が5万円で展開されています。
自分でできるかどうかわからない、というときには、まずはこの入門コースを始めてみることをおすすめします。
自分に合っていれば、そのまま続ければいいのです。コーディングの最初は、しっかりスクールに通って基礎を身に着けるのが一番です。
コーディング、デザインセットの講座でも20万円以下とお得
「デザインからコーディングまで一通りやってみたい!」という方には、WEB制作コースとデザイン基礎コースが合わせて20万円以下で提供されています。
内容からして、かなり濃いので、価格以上のものを身に着けることは十分可能です。
まずは入門コースから始めて、差額で本格的に進むことも可能です。
「GeekGirlLabo」のサイトはこちらからどうぞ。
小黒泰子
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