
フリーランスとして仕事をしている、あるいは、これからフリーランスになりたい。
そういうときに問題になってくるのが価格の設定。
自分の作業に対して正当な価格なのか、あまり高くすると依頼が来なくなるのでは?といった悩みもあると思います。
ここでは私のフリーランスwebデザイナーの経験から、単価の計算の仕方を2種類ご紹介します。
フリーランスのwebデザイナーの仕事の単価は決まっているの?
スキルや納期によって変わってくる
当然ですが、フリーランスwebデザイナーの仕事の単価はいろんな要素で変わってきます。それがあるから価格設定に悩むのですよね。
スキルが高ければ、基本の金額、工数による時給や、1つの工数に対する単価が上がってくるので稼げるように設定します。
納期は長いほど安めに設定するのが普通。遅からず早からずの納期を設定しましょう。
クラウドソーシングサービスなどを使うと安く買いたたかれる
フリーランスのwebデザイナーとして仕事をするときに、クラウドソーシングサービスを利用する方は多いと思います。
しかし、あまりそれはよい選択とは言えません。ちょっとぐらいの仕事ができるwebデザイナーはたくさんいるので、結果として価格競争のようになってしまってデフレが起こり、仕事を安く買いたたかれるのが現状です。
仕事は自分で営業で持ってくる、あるいは信頼できる人の紹介からもらってくるようにしましょう。
正当な報酬を受け取るようにしよう
「まだ仕事を始めたばかりだから安くていいや」と単価を安く設定すると、その仕事からの紹介で次の仕事に入るときに価格をあげることができなくなります。
そうやって仕事はつながっていくのが普通ですから、そうするとずっと安い価格で仕事をすることになります。
最初から、しっかりとしたプロの仕事をしてください。
フリーランスのwebデザイナーの単価の計算の仕方は?
まずは自分が何時間でどのくらいの作業ができるか知ること
フリーランスのwebデザイナーに大事なのが、自分が何時間でどのくらいの仕事ができるか、しっかり把握しておくこと。
単価が高くなるから、と納期を短くしてもそれに間に合わなければ意味がありません。
しっかりプロレベル、納品レベルの仕事をたくさんこなして、自分にとっての作業量をしっかり把握しておくことが大事です。
実務経験、あるいは「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)で自分の作業量を知ろう
実務経験を積みたいけど、今からアルバイトや派遣はちょっと難しい、という方は、「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)で実務経験を積みましょう。
実際に請け負ったプロレベルの案件を複数こなすことができ、自分の実力や仕事の時間配分のコツをつかむことができます。
大事なのは自分の能力、そして自分の得意不得意をしっかり把握して仕事を受けることです。
「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)はこちらからどうぞ。
1時間1500円から2000円くらいで、すべての作業量から単価を計算する方法
フリーランスのwebデザイナーになって価格を設定する場合に、方法の1つとして「すべての作業量から何時間かかるか計算してそれに対して時給計算する」という方法があります。
工数1時間に対して、1500円から2000円が最初はいいと思います。
パソコン本体や使っているソフトの消耗品に対する価格も加えていくので、実際の時給よりやや上乗せで計算します。
すべての作業工程の量から単価を計算する方法
フリーランスのwebデザイナーが価格設定するときのもう1つの方法は、すべての作業工程から価格を設定することです。
トップページデザイン+下層ページデザイン5ページで3万円+5万円、ワードプレスの設定・設置に2万円、ワードプレスのテーマの編集1ページにつき2万円を6ページで12万円、という感じです。
この方法だと単価の内容がわかりやすいので依頼主も納得して仕事を任せてくれることが多いです。ただし、イレギュラーな出来事があったりすると元が取れなくなる可能性があります。
どちらにしても実務レベルの作品を作った経験が必須
どちらの方法にしても、しっかりと自分に実務レベルのスキルがあることが大前提です。
そして実際にたくさん作品を作り、いろんなプロジェクトに参加した経験があって初めて価格設定ができます。相場の通りにもらえばいい、というわけではありません。
自分が実際に参加したプロジェクトや「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)で積んだ実務経験をしっかりポートフォリオに残しておきましょう。
ワードプレステーマのテンプレートを作っておくと仕事単価を安くできる
これはちょっとした知恵なのですが、依頼主、クライアントを満足させる方法として、ワードプレスのテーマの編集の手間を減らすために、ワードプレスのテーマやhtmlサイトのデザインのテンプレートを作っておくといいでしょう。
依頼主によっては、「できるだけ安く、簡単なものでいいからサクッとサイトを作って欲しい」という方もいます。
その場合には、デザインテンプレートを選んでもらって、そこからちょっとカスタマイズして簡単に安くサイトを作ってあげると大変喜ばれます。
フリーランスのwebデザイナーが単価設定で気を付けることは?
市場でいくらかどうかよりも、自分のスキルでいくらかの価格をつけること
これまでも書いてきたように、まず自分のスキルがどの程度なのか知りましょう。そしてそこから価格設定をすることです。
自分のスキルが足りないな、と思っても、フリーランスのwebデザイナーでは頼れる人はいません。
自分のできる範囲なのか、そしてどのくらいでできるのか、それをしっかり把握してください。
前もってテンプレートを作ったりプログラムを組んでおくことでお客様の要望に応える
フリーランスのwebデザイナーとして営業をかけて仕事していくなら、いろんなパターンが考えられます。
プログラムを含んだしっかりしたワードプレスサイトの構築から、簡単な5ページ程度のサイトの構築まで幅広く仕事することになります。
デザインテンプレートを先に作っておく、html5ページパック、というように商品をまとめて売ってみる、といった工夫が必要になります。
自分のスキルを安売りしてはダメ
これは自分のスキルをかなり使うな、きつい仕事だな、と思ったら、その旨しっかり先方に伝えて、しっかりした価格を見積もるようにしましょう。
マシンやソフトなどの消耗品の購入費用も上乗せしていきます。フリーランスのwebデザイナーは何かとお金がかかります。
スキルも時間もすべて自分のものです。引け目を感じることなくしっかりしたお見積もりを出しましょう。
フリーランスの単価設定のために実務経験を積むことができるスクールは?
「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)を使うと自分の作業スピードが分かる
「GeekGirlLabo」のVP(ヴァーチャルプロジェクト)システムを使うと、自分の作業スキルや実務経験を積むことができます。
VP(ヴァーチャルプロジェクト)の内容は、実際に依頼のあった案件の内容です。プロレベル、納品レベルの仕事を月額で体験することができるので、自分のスキルや作業時間の把握に大変役立ちます。
コース受講でより安くVP(ヴァーチャルプロジェクト)を活用できます。
「GeekGirlLabo」は女性のライフスタイルの変化に合わせて学習できるスクール
「GeekGirlLabo」は女性のライフスタイルの変化に合わせてキャリアを積みながら学習し、実務経験を積むことができるように考えられたオンラインスクールです。当然男性も利用できます。
在宅ワークからwebデザイナー、ガッツリプログラミングまで、自分の好みの働き方ができます。
しっかりコースを学習してからVP(ヴァーチャルプロジェクト)に入ることでより仕事に対して実践的な力がつきます。
あらゆるコースにVP(ヴァーチャルプロジェクト)があるので価格設定に役立つ!
「GeekGirlLabo」ではあらゆるコース終了後にVP(ヴァーチャルプロジェクト)に参加できます。
実際の案件をこなすことで、フリーランスになってからの価格設定も自分でできるようになります。見積もり力、というのは案外大事です。
「GeekGirlLabo」のフリーランスコースはこちらからどうぞ。
小黒泰子
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